立てーっ!立つんだジョーーーー。
幼少のころにあしたのジョーを見て感動し、男子たるもの立ってなんぼと感銘を受けた少年ホーク。
大人になったホークは幾多の困難に倒されては立ち上がり、倒されては立ち上がり、いつしかウォール街で一目置かれるトレーダーに成長しました。
そんな絶頂期のホークに大外刈りで足元をすくわれるような事件がおこります。
・・・・・リーマンショック。
常に上を向いてあるく坂本九スタイルが信条のホークにとっては、まさに足元をすくわれ後頭部を縁石に強打して瀕死の状態に追い込まれます。
そんなホークを励まそうと内縁関係にあった日系二世ナツコ・デラックス(男性)がダイエットのためにはじめた趣味のカヤックフィッシングに誘います。
カヤックに乗ったホークはまさに水を得た魚でした。後頭部に作ったタンコブなど無かったかのように大海原を漕ぎ回り、次々に大物魚を釣り上げカヤックフィッシングにのめり込んでいきます。ただ、のめり込めばのめり込むほど、不満を抱える自分に気づきはじめました。
後にホークはCNNのインタビューにこう語っています。
ホーク:「とにかく楽しかったよ。ただ、どうしても座ったままっていうのが我慢できなかったんだ。耳を澄ませば聞こえて来るんだよ丹下オヤジの声が・・・『立つんだホークっ!』ってね。なんで世の中には立って釣りを出来るカヤックが無いんだろう。そうだ!ないのなら作ればいいじゃないか!そのときはワカサギを釣りに行ってたんだけど、鱗が手にいっぱいついちゃって、その手で目を擦ったら目に鱗が入ちゃって、涙が止まらなくて、ようやく目から鱗が落ちたところだったんだよ(笑)(アメリカンジョーク)」
自らの言葉に導かれるようにフリーダムホークカヤックスを立ち上げ、苦労の末誕生したのが『スタンドアップ・フィッシングカヤック フリーダム12&14』です。発売されると瞬く間にEDに悩む中高年カヤックアングラーから絶大な支持を受け、全米で大ヒットを遂げたフリーダム12&14。
ホークは成功の秘訣をこう語っています「やっぱり男は立たなくちゃね。」
最後にインタビューの最中にカヤックフィッシングの魅力を語ったホークの言葉を紹介します。
ホーク:「(カヤックに初めて乗ったとき)自由を感じたんだ。カヤックに乗ったボクは、鳥や魚たちと同じ自由を手に入れたんだ。君は大空や大海原を、飛び回ったり泳ぎ回ったりしたいと思ったことはないかい?」
インタビュアー:「もちろんあります。」
ホーク:「だったら今すぐカヤックを手に入れるべきだ。フリーダムホークカヤックをね( ^,_ゝ^)」
語り手:ホークカヤックス代表 ホーク長友
聞き手:吉田豪
※フィクションです。
PR