今回はなんと千葉県で3番目に高い山、鹿野山に挑みます(`・ω・´)キリッ
と言うとたいそうな感じがしますけど、小学生低学年でも全然登れます。なぜなら標高344mの九十九谷公園まで車で行けちゃうから。さすがは日本で唯一標高500m以上の山がない都道府県の千葉県。いつだって千葉県は山を愛する初心者の味方です。
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鹿野山:房総丘陵の一角を成す千葉県で3番目に高い山で、上総地方の最高峰である[1]。鹿野山とは、白鳥峰(東峰、379m)・熊野峰(中央峰、376m)・春日峰(西峰、352.4m、1等三角点)の3峰の総称である。熊野峰の直下には神野寺が、春日峰には国土地理院の測地観測所がある。山の南面は、「九十九谷」と呼ばれる景勝地で、侵食によってできた複雑な地形となっている。(wiki調べ)
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まずは3峰の中の最高峰白鳥峰(東峰、379m)を目指します。
とりあえず九十九谷公園へ。公園隣接の駐車場ではなく道を挟んだ駐車場へ車を停めると、なんか出来たてほやほや感のある展望台が。早速登ってみます。
いきなり絶景。しかも車から降りて10秒で絶景。ある意味いままでで一番有難味がない絶景。
平日のせいか、これだけ楽して絶景ポイントにもかかわらず貸切です。なんかこう観光名所っぽい所で一人ぼっちっだとかえって寂しさを憶えるので、早々に山頂を目指すことに。
公園に向かって道路を渡り案内看板を頼りに行くと
また神社。なんか最近登山と言うより神社巡りに近いですけど、この先が山頂らしいので進みます。
鳥居をくぐるといきなりゴルフ場の連絡道があってびっくり。そこを横切り神社があって、その左右にある山道(どちらでもOK)を登ると山頂です。5分ぐらい?(笑)
途中今にも倒れそうな石碑が2つ。
山頂です。景観なし。ちなみにここはヤマトタケルが祀られているらしいです。わりと歴史に興味のない私でも聞いたことのあるビックネームです。なんとなく有難味があります。
ただ、景観も無いのでとりあえず石碑に手を合わせそそくさと下山。
で次なる目的地へ行く前に、
コーヒーブレイクです。最高の景色を眺めながらいれたてのコーヒー飲む幸せ
と言いたいところですが、この日は超強風でさすがのジェットボイルも着火しません。囲いを作ったりして何とかお湯を沸かし、撮影のために景色の良い所へ移動して写真をとろうとするも、カップが倒れそうな程の強風で気が気じゃありません。いざ写真をとろうとすると今度はカメラの電池切れ。なんとか携帯で撮影をすませコーヒーをすすり始めると、カップル登場。
景色を眺めながら互いを見つめ合う二人・・・
その横でコーヒーをすする私・・・
人の恋路を邪魔してもあれなんで、早々に次なる目的地へ。
実は鹿野山には一等三角点があります。一等三角点ってなにって人は→こちら
私も一等三角点?はぁなにそれ?って感じでしたが、たまたま初めて登った山にも一等三角点があり、調べてみると、それ専門に狙い撃ちで制覇を目論む人とかいてちょっと興味を惹かれました。そんな訳で、珍しいならせっかくだから見とくか的にミーハーな感じで国土地理院の鹿野山測地観測所を訪ねてみました。(九十九谷公園から車で5分程度)
おーあったあった、一等三角点見っけ。
と思ったけど、よく見ると一等水準点。一等水準点=一等三角点?とか思いながら周りを見渡すも一等っぽいのはコレぐらいしか無いし・・悩んだ結果。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。と意を決して国土地理院の鹿野山測地観測所の門をくぐります。
山奥の観測所なんで職員の方以外、当然人っ子一人いません。完全アウェー。
そうでなくても日本五輪代表なみにアウェーに弱い私は心臓が口から飛び出そうです(うそ)
さっそく、職員の中から一番お人よしっぽい人に目を付け
私:「あのーお忙しいところ恐縮ですけど一等三角点を探してまして・・・」
人の良い職員さん:「(慣れた様子で)はいはい、見学をご希望ですか(^ω^)」
私:「そうです!そのために遠路はるばるやって参りました(うそ)」
人の良い職員さん:「承知しました、建物の裏になりますのでご案内します(^ω^)」
私の人を見る目は間違っていなかった!
寒い中、指させばすむようなところを丁寧に案内していただき、ついに出会えた一等三角点。
会いたかったよ(号泣)(うそ)。
会いたい人(見たい人)は、建物の真裏で分かリづらいのと、完全に不法侵入だと思うので観測所の職員さんに一声かけたほうがいいと思います。
みなさんに人を見る目があれば(なくても)、優しく案内してもらえるでしょう。
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