忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/04/24 12:10 |
人骨山(11座目)。
鋸南町の一番東端の鴨川との境界近くに「畑」という小字の土地があるが、そこに標高290mの人骨山がある。

この山にはいくつかの伝承があり、1つは鬼に関するもので、「かつてこの山には鬼が住み、毎年、節分の日には若い娘を生贄として要求していた。娘たちは鬼に食われてしまうのである。しかし、これ以上犠牲を増やしたくない。これを防ぐよい方法はないかと村人たちが思案していた所、どうも犬を使って鬼を倒す方法があるらしいことを知った。近江にいい犬がいるそうだ。ということで、近江からドン太郎という大きな犬を連れてきた。そして、どういう方法を使ったのか分からないが、ドン太郎は見事に鬼退治をしたという。その後もこの山には鬼に食われた娘たちの人骨が多く見られ、それで人骨山と呼ばれるようになったのである。節分の日に鬼に食われた娘たちの事を偲んで、この村ではそれ以後も節分を祝う事をしなくなったという。

その他にも昔、この山に働けなくなった老人を捨てていたという伝承があり、姨捨山の慣習もあったとされ、ゆえに人骨山という説もあるそうです。(web調べ)

ドン太郎がなんとなく笑えません。少し悲しい気持ちになりますね。まあでも悲しみを乗り越えて供養も兼ねて登りましょう。

まいどさらっと下調べをする程度で行き当たりばったりなんですけど、まあわりとそれで何とかなってたんで今回もそのノリで行ったんですけど・・・

まずは参考にしたサイトが一般的な登山道とはちょっと違ったコースをとっていたようで、いきなり登山道入り口が見つからなくて迷います。

なんとなくここかな的なところで、地元の方を発見!車を止めて挨拶をして、登山道を尋ねると、「ここからも行けなくはないが素人には無理だよ。」

Σ(゚д゚lll)ガーン

おじさん・・・た、只者じゃないな。

登山ウェアーに身を包み、足元は登山シューズ。背中には登山用リュック、手には登山スティックを装備して完全にアルピニスト気取りの私をひと目で登山素人と見抜くとは・・・すごい眼力だ!


余談ですが、嫁はナオコって言います。義父が素直な子に育って欲しいとの願いを込めてつけた名前だそうですが、残念ながら期待にこたえることはできませんでした。きっと義父もこのままでは死んでも死に切れないでしょう。そんな義父の無縁を晴らすときがついに訪れました。

ここは私が期待を裏切った娘さんに代わって素直に、参りました。


そんな訳で、只者じゃないおじさんに一般的な登山道入り口をお聞きして、そちら行ってみます。

が、やっぱりわかりません。仕方ないのでタブレットで調べると目印の大崩バス停をすぎて少し過ぎた辺りに案内板があるっぽいけど、すでに2往復はしてます。

なんとか4往復する前に登山道入り口を発見!



これが道沿いにあると思って探すと4往復では見つかりません。バス通りから民家(人骨山)方面へ道をそれるんですけど、そこには目印らしい目印はなく迷うわけです。

詳しく説明されてるサイトが意外と少ないので、行かれる方はよく下調べをされることをオススメします。

案内にそって進むと



さらに案内があるので、さらに案内にそって進んでいけばあっという間に山頂です。





となる予定でしたが、あれれ。道がだんだん消えて行く。



匍匐前進しないと前に進めないほど険しくなって来ました。



もしかして遭難?

そうなんですよ。とか言ってられないので、とりあえず来た道を戻って下山します。

そこに山があるからシリーズ最大のピンチを何とか切り抜けましたが、シリーズ11座目にして初の名誉ある撤退です。

結果未登頂です。

でも、いいんです。水仙郷からここまで水仙だらけだったんで、どうせなら水仙の咲き乱れる季節に再度訪れることにします。魚は逃げるけど山は逃げません。

下山のタイミングで、ちょうど海チームも魚に逃げられて寒さで心が折れたというので合流して、先日のむっちさんに教わった元祖勝浦タンタンメンを食べに行く事に。

おれについて来い的にみんなを引き連れて快調に車を走らせたのち、危うく通り過ぎそうになって急ブレーキで後ろのみんなに合図を送った先に



元祖勝浦タンタンメンのお店らしいです。ぜんぜん立地は勝浦じゃないんですけどね。辛いの平気な人は是非チャレンジしてみて下さい。ちなみにオススメはセレブな幹事長が食べてた上タンタン麺かな。わりと量が少なめなのでハラヘリータは迷わず大盛りを!

で、偶然行きに通ったもみじロードが素晴らしかったので、帰りも通って帰りました。(行ったこと無いからうそですけど)涸沢カール引けをとらない真っ赤に色づいたもみじは、まさに見頃です!



今週末はまだ見頃でしょうから是非時間があれば釣りの帰り道、少し山側に足を伸ばして道すがら真っ赤に色づいたもみじを愛でながら房総の秋を満喫して帰られてはいかがでしょうか。
PR

2012/11/30 23:30 | Comments(2) | そこに山があるから

コメント

担々麺の江ざわの比較的近くに勤めてますw
ホント看板が見つけにくいですよね。
良く事故ってるのを見かけるのでお気をつけてw
posted by イシイ at 2012/11/30 23:47 [ コメントを修正する ]
そうなんですか。気をつけます。

駐車場も一瞬迷いますよね。でも店員さんも親切で美味しくいただきました。次はお金貯めて上タンタン麺を食べたいと思いますw
posted by fun at 2012/11/30 23:54 [ コメントを修正する ]

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<12:00開店 | HOME | KFM2012。>>
忍者ブログ[PR]